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Laid back surfing life in San Diego, CA since 2002.
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早朝からスワップミートでオーシャンサイドへ。



お昼過ぎにNemoからLAX到着の連絡を受け、またしても北西うねりがピークするリーフで合流することにした。

レフトはほぼクローズ、干潮インサイドも行く手を阻むように大量の玉石が露出していたが、小さなつなぎ目を狙ってここでパドルアウトしようということになった。

沖で浮いていたらサックアウトで大セットの強烈リップを頭上にもろに喰らってしまい、一瞬にして板が手から抜け、次に暗闇での無重力縦横回転が始まった。

波乗り中もコンタクトレンズ着用なので、水中では目が開けられないのです。

グルグル巻きにされて自分のポジションがわからないでいると海底リーフに体がぶつかり、息が続かなくなっていたのにまだ深いところに留まっていることを知り、少し焦る。

久しぶりの洗礼にうまく適応できず、ようやく海面に浮かび上がってそのまま板を拾いに再び泳ぎ出した。

やれやれとサウスピークに移動し、ここでは2本目のバンピーで切り立ったフェイスに足をすくわれ、またもや板を流してしまった。

で、今度はリップカレントの激流にどっぷり飲み込まれ、体がどんどん岸から遠のく始末。

いくら漕いでも進まず、ふくらはぎも攣りそうになったのでそうなったらやばいぞと無駄に体力を消耗することをやめ、容赦なく襲いかかるセット群を水中で何とかかわしながら、逆に沖へと方向転換した。

そこに運良くNemoの姿が見えたので、板に掴まり小休止させてもらった。

このシーンだけで15分以上泳ぎ続けていたので、自身の危機的状況を理解しながらもしばらく行方不明になっている板の運命もずっと気になっていました。

結局板はチャートハウス南寄りの浜辺に漂流していて、奇跡的に無傷の生還を果たしたのです。



さんざんな目に遭ったけどこういうことも含めてのサーフィングライフなのであって、不測の事態に対応できる心身の鍛錬がいかに大切かを身をもって思い知った1日でした。

俺の波乗り師匠でマイライフセーバーとなったNemo、カレントの強いレストラン前で日没まで夕陽滑走を満喫したようです。



今日はバレンタインデイですね。Happy Valentine's

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