初ブラックス

冬に北からのスウェルが南カリフォルニアのコーストラインにヒットし、

うねりの大きさと入射角、
潮まわり、
海底の地形、
風向き、

さえ合えば、１５フィートにまでサイズアップし、バレルインも可能な分厚いリップのパワフルビーチブレイクとなるブラックス。

そのブラックスはこんな崖下にあるポイントで、今日は夏の小さな南うねりで初サーフィングとなった。



ここ一帯はすごい豪邸が建ち並びます。



イルカのゲート番。



今回のビーチアクセスはここから。この標識を目印にして、



空いたスペースに路駐。最近、ビッグフィッシュのツインザーがおもしろい。



ゲートをくぐり、急勾配な坂道を下っていくと、



近いのに遠かったブラックスビーチが目の前に広がり、まるで憧れの女性との初対面みたいに緊張と興奮が交錯し、サーファーって楽しいなあと思える瞬間。

でも、ここはまだまだ中間地点。この先の写真はないのでまたいつか。



波待ちしていると、足下でアザラシの黒い魚影が見えるほど透き通った水。

波は小さいがパワーもあってブレイクも速く、NobutatsuもKoichiもGeorgeもみんな笑顔。

俺は２回ほど海底に叩きつけられ左肩をこすったけど、脱力し、流れに身を任せ、巻かれるだけ巻かれて海面に浮かぶと、俺もまた笑っていた。

短い板で波のポケットをキープする練習になるし、このきつい坂道の往路も下半身強化の陸上トレーニングには最適だ。

夏のうちにまた来よう。